炭素硫黄分析装置 CS844型
無機分析
炭素・硫黄分析装置
CS844
- CS844
- CS844ES
- C844
- S844
CS844は、長年にわたるお客様からの意見・要望を、最先端の技術を用いて実現させた、ワイドレンジタイプの炭素・硫黄分析装置です。金属、鉱石、セラミックス等、無機物全般の炭素及び硫黄を燃焼法によって測定します。装置のコントロール、分析条件の設定、診断及びレポート印刷などの全ての操作は、フレキシブルアームに搭載された、Windows®ベースのタッチスクリーン式インターフェイスを介して行いますので、貴重な作業スペースを無駄にする事がありません。
「炭素硫黄分析用ルツボおよび助燃剤」のハンドブック(PDF)が無料でダウンロードできます。
※LECOユーザー限定
特長と利点
高効率燃焼炉
・より効率的に幅広い種類のサンプルを燃焼します。
・メンテナンス方式を見直し、定期的メンテナンスの頻度を削減致しました。
・メンテナンス方式を見直し、定期的メンテナンスの頻度を削減致しました。
改良IRセルデザイン
・精度が改良され、より正確な結果が得られます。
・モジュール式で交換が容易。交換後の調整は一切必要ありません。
・使用中の安定性が向上し、寿命も長くなりました。
・炭素、硫黄それぞれに2つずつの検出器を持つ構成です。
・モジュール式で交換が容易。交換後の調整は一切必要ありません。
・使用中の安定性が向上し、寿命も長くなりました。
・炭素、硫黄それぞれに2つずつの検出器を持つ構成です。
信頼性の高い自動化機構
・10サンプルおよび60サンプル用シャトルローダーをご用意しております。
・高効率のオートクリーナー/掃除機システムがメンテナンスを最小限に抑えます。
・自動燃焼管交換システムを標準で装備。
・高効率のオートクリーナー/掃除機システムがメンテナンスを最小限に抑えます。
・自動燃焼管交換システムを標準で装備。
その他
・フレキシブルアームに取り付けられたタッチパネル式インターフェイスで
人間工学に基づいた、直感的なオペレーションが可能。
・圧力補正、温度コントロールされたガスドーズシステム。
・最新の配管は破損やリークの原因となる継ぎ目を最小限に抑えました。
人間工学に基づいた、直感的なオペレーションが可能。
・圧力補正、温度コントロールされたガスドーズシステム。
・最新の配管は破損やリークの原因となる継ぎ目を最小限に抑えました。
詳細仕様
■ CS844
分析範囲※1 | 炭素:0.0006 mg~60 mg (1 gサンプルでは0.6 ppm~6.0%) 硫黄:0.0006 mg~60 mg (1 gサンプルでは0.6 ppm~6.0%) |
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分析精度※2 | 炭素:標準偏差(s) 0.0003 mg(0.3 ppm)またはRSD 0.5% ※いずれか大きい方 硫黄:標準偏差(s) 0.0003 mg(0.3 ppm)またはRSD 0.5% ※いずれか大きい方 |
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キャリブレーション | 標準試料(1点または多点)、自動または手動 |
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分析時間※3 | 40秒(通常) |
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サイクルタイム※3 | 130秒(通常) |
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処理能力 | 27サンプル / 時間(通常) |
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試料重量 | 通常 1 g |
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検出方法 | 非分散型赤外線吸収法 |
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試薬 | ・過塩素酸マグネシウム ・水酸化ナトリウム(不活性基質にコーディング) ・プラチナシリカゲル ・レアアースベース酸化銅 ・セルロース |
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使用ガス | キャリア:酸素 99.5%(0.24 MPa) 駆動:圧縮空気または窒素(0.28 MPa ;水分、油分を含まないこと) ガスドージング:二酸化炭素 99.99%(0.14 MPa) |
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ガス流量 | キャリア:3 L/分 駆動:1 L/分 |
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炉 | 高周波炉、最大2.2 kw(昇温0~100% power)、水冷式 |
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内部冷却水 | 300 mL、LECO Coolant |
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動作環境 | 温度:15℃~35℃ 相対湿度:20%~80%(結露なし) |
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寸法(タッチスクリーンモニター付) | 幅:59 cm x 奥行き:75 cm x 高さ:84 cm |
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電源容量※4 | 単相200 V~(+10/-15%:最大出力、230 Vに昇圧して使用)、50/60 Hz、30 A、5,500 BTU/hr |
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重量 | 本体 140 kg(タッチスクリーンモニターあり)、132 kg(タッチスクリーンモニターなし) |
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■ CS844ES
分析範囲※1 (試料重量1.0 g) |
炭素:0.0006 mg〜60 mg(0.6 ppm〜6%) 硫黄(標準モード):0.0006 mg〜60 mg(0.6 ppm〜6%) 硫黄(ESモード):0.0001 mg〜0.05 mg(0.1 ppm〜50 ppm) |
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分析精度※2 (試料重量1.0 g) |
炭素:標準偏差(s) 0.3 ppmまたはRSD 0.5% ※いずれか大きい方 硫黄(標準モード):標準偏差(s) 0.3 ppmまたはRSD 0.5% ※いずれか大きい方 硫黄(ESモード):標準偏差(s) 0.05 ppmまたはRSD 0.5% ※いずれか大きい方 |
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キャリブレーション | 標準物質(一点または多点)、自動または手動 |
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分析時間※3 | 標準モード:40秒 ESモード:130秒 |
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サイクルタイム※3 (パージ、アナリシスディレイ、積分時間を含む) |
標準モード:130秒 ESモード:270秒 |
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試料量 | 通常1.0 g |
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検出方法 | 非分散型赤外線吸収法 |
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試薬 | ・水酸化ナトリウム(不活性基質にコーティング) ・過塩素酸マグネシウム ・プラチナシリカゲル ・レアアースベース酸化銅 ・セルロース |
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使用ガス | キャリアガス:酸素(99.5%)、0.24 MPa ±10% 駆動ガス:圧縮空気または窒素(水分、油分を含まないこと)、0.28 MPa ±10% ガスドーズ:二酸化炭素(99.99%)、0.14 MPa ±10% |
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ガス流量 | キャリアガス:3 L/分(ESモード:0.8 L/分)、駆動ガス:1 L/分 |
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炉 | 高周波炉、最大2.2 kW(0-100% 出力制御)、水冷式 |
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冷却水 | 300 mL、LECO Coolant |
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オペレーション | Windowsソフトウェア |
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動作環境 | 温度:15℃〜35℃ 相対湿度:20%〜80%(結露なし) |
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寸法 | 高さ:84 cm、幅:64 cm、奥行:75 cm(マウント式タッチスクリーン含む) |
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重量 | 本体 140 kg(モニター含む)、132 kg(モニターなし) |
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電源容量※4 | 単相200 V〜(+10/-15%、230 Vに昇圧して使用)、50/60 Hz、30 A、5,500 BTU/hr |
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※1 | 分析範囲の下限値は装置ブランクの標準偏差の2倍です(2s)。分析範囲は試料の種類や分析パラメーターによって異なります。 |
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※2 | 分析精度は装置ブランクの標準偏差です(1s)。分析精度は試料の種類や分析パラメーターによって異なります。 |
※3 | 標準的な分析条件における時間です。実際の時間は試料の種類や分析パラメーターによって異なります。 |
※4 | 通常設定運転時の平均排熱量です。 |
機種別パーツリスト
203-104-056
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