無機分析

酸素・窒素分析装置

ON736

ON736型

酸素・窒素分析装置ON736は、長年にわたるお客様からのご意見・ご要望を最先端の技術を用いて実現させ、日常分析に最適です。鉄鋼、非鉄金属、高融点金属およびセラミックス等、無機物全般の酸素・窒素を不活性ガス融解法で測定します。装置の制御は、フレキシブルアームに搭載された、Windows®ベースのタッチスクリーン式インターフェイスを介して行いますので、貴重な作業スペースを無駄にすることがありません。

分析対象物
鉄鋼・鋳鉄・フェロアロイ・チタン合金・ジルコニウム・モールドパウダー・銅合金・アルミニウム合金・セラミックス・その他
本製品は、「生産性向上設備投資促進税制」の対象製品です。

簡単な手続きで「即時償却または税額控除5%」の税制優遇が受けられます。

» 経済産業省税制措置パンフレット

特長と利点

優れた特徴

・現状のLEDライトが電極部分を照らし作業性をアップ。
・キャリアガスはヘリウムまたはアルゴンを選択可能。
・熱交換効率を改善した新しい電極デザイン。
・デスクトップタイプのインターフェイスシステムも選択可能。
・使いやすいCornerstoneソフトウェア。

インターフェイスシステム

検出器の改良

・温度自動調整機能により周囲の温度変化の影響を最小限に。
・長寿命のエミッタードライブとドリフトフリーの検出回路が長期安定性を
 向上。
・酸素測定には赤外線吸収法、窒素測定には熱電導度法を適用。

検出器

オプション

・パフォーマンスパッケージで3段階ガス精製システムの追加が可能。
・デュアル冷却パッケージでシュアルDCファン付きラジエータを追加可能。水冷式または空冷式冷却、または両方の複合冷却を
 選択可能。
・オートクリーナーの追加でサンプル間の手動クリーニングの頻度を削減。
・20サンプル用シャトルローダーShuttle20を取り付け可能。

詳細仕様

■ ON736

分析範囲
(試料1g)
酸素:0.0005 mg〜2.0 mg(0.5 ppm〜0.2%)
窒素:0.0005 mg〜30 mg(0.5 ppm〜3.0%)
分析精度
(試料1g)
酸素:標準偏差(s) 0.00025 mg または RSD 0.5% ※いずれか大きい方
窒素:標準偏差(s) 0.00025 mg または RSD 0.5% ※いずれか大きい方
キャリブレーション:標準物質(1点または多点);手動
分析時間 酸素:ヘリウム/85秒、アルゴン/95秒(アウトガス、パージ、アナリシスディレイを含む)
窒素:ヘリウム/100秒、アルゴン/130秒(アウトガス、パージ、アナリシスディレイを含む)
サイクルタイム:ヘリウム/180秒、アルゴン/210秒(通常)
試料重量 通常 1 g
検出方法 酸素:非分散型赤外線吸収法
窒素:熱電導度法
試薬 ・過塩素酸マグネシウム    ・レアアースベース酸化銅
・水酸化ナトリウム(不活性基質にコーティング)・還元銅
・酸素水分除去試薬(OMIチューブ)
使用ガス キャリア:ヘリウム(99.99%)、0.15 MPa(psi)またはアルゴン(99.999%)、0.15 MPa(psi)
駆動:圧縮空気または窒素、0.28 MPa(psi)(水分・油分を含まないこと)
ガス流量 キャリア:480 cc/分
駆動:280 cc/分析
電極炉、電流・パワー制御 最大7500ワット、水冷式
内部冷却水 蒸留水 3.2 L
動作環境 温度:15℃〜35℃
相対湿度:20%〜80%、結露なし
寸法 幅:71 cm
奥行:タッチスクリーンモニターあり 80 cm
   タッチスクリーンモニターなし 76 cm
高さ:通常時 91.5 cm、ロードヘッドカバー上昇時 100 cm
重量 172 kg(タッチスクリーンモニタなし)
電源容量 単相200 V~(+10/-15%:最大出力、230 Vに昇圧して使用)、50/60 Hz、60 A、12,500 BTU/hr
※通常設定での運転時平均。
パーツナンバー ON736C 酸素/窒素分析装置(外部PC及びCornerstoneソフトウェア含む)

機種別パーツリスト

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