無機分析

炭素・硫黄分析装置

CS744

  • C744
  • S744

CS744型

 

Cornerstone シリーズが鉄鋼、鉱石、加工金属、その他無機物質中の炭素・硫黄分析の概念を変えていきます。お客さまからのご意見・ご要望を我々の最先端の技術を用いて実現させた本装置は、タッチスクリーンインターフェイスの利点を生かして操作性が向上しました。

本製品は、「生産性向上設備投資促進税制」の対象製品です。

簡単な手続きで「即時償却または税額控除5%」の税制優遇が受けられます。

» 経済産業省税制措置パンフレット

「炭素硫黄分析用ルツボおよび助燃剤」のハンドブック(PDF)が無料でダウンロードできます。
※LECOユーザー限定

炭素硫黄分析用ルツボおよび助燃剤のハンドブックのダウンロード


特長と利点

1.高周波燃焼炉

・18MHz、2.2kWの高周波炉で素早く安定した燃焼。
・ランスからルツボに酸素を吹き付けることで完全燃焼を促し、回収率を
 向上。
・モジュール式アッセンブリーを使用し、燃焼管が10秒以内で交換。

高周波燃焼炉

2.改良IRセルデザイン

・温度自動調整機能により周囲の温度変化の影響を最小限に。
・長寿命のエミッタードライブとドリフトフリーの検出回路が長期安定性を
 向上。
・測定範囲の広い炭素、硫黄検出器はセットアップやキャリブレーションが
 簡単。

改良IRセルデザイン

3.オプション

・マウント式モニター:調整可能な6方向フレキシブルアームに取り付けら
 れた操作性のよいタッチスクリーン。
・クリーナー:ダウンタイムが少なく、安全性が向上したオートクリーナー
 と自動燃焼管交換システム。
・パフォーマンス:キャリアガス精製管、スクラバー、ベースラインの安定
 性や精度を向上させる温度管理されたフローコントローラー
・パフォーマンス硫黄:ベースラインの安定性や精度を向上させる温度管理
 されたフローコントローラー
・オートローダー:10サンプルおよび60サンプル用シャトルローダーをご
 用意しております。

マウント式モニター

詳細仕様

分析範囲
(試料重量1 g)※1
炭素:0.002 mg〜60 mg(2 ppm〜6%)
硫黄:0.002 mg〜17.5 mg(2 ppm〜1.75%)
分析精度
(試料重量1 g)※2
炭素:標準偏差(s)0.001 mgまたはRSD 0.5% ※いずれか大きい方
硫黄:標準偏差(s)0.001 mgまたはRSD 1.5% ※いずれか大きい方
キャリブレーション 標準試料(1点または多点)、自動または手動
分析時間※3 40秒(通常)
サイクルタイム※3 130秒(通常)
処理能力 27サンプル / 時間(通常)
試料重量 通常 1 g
検出方法 非分散型赤外線吸収法
試薬 ・過塩素酸マグネシウム
・水酸化ナトリウム(不活性基質にコーディング)
・レアアースベース酸化銅
・プラチナシリカゲル
・セルロース
使用ガス キャリア:酸素 99.5%(0.24 MPa)
駆動:圧縮空気または窒素(0.28 MPa 水分、油分を含まないこと)
ガス流量 キャリア:3 L/分
駆動:1 L/分
高周波炉 2.2 kW
動作環境 温度:15℃〜35℃
相対湿度:20%〜80%(結露なし)
寸法(タッチスクリーンモニタ付) 幅:59 cm x 奥行:75 cm x 高さ:84 cm
電源容量※4 単相200 V~(+10/-15%:最大出力、230 Vに昇圧して使用)、50/60 Hz、30 A、5,500 BTU/hr
重量 本体 140 kg(タッチスクリーンモニターあり) 132 kg(タッチスクリーンモニターなし)
オプション ・マウント式タッチスクリーンモニター
・オートクリーナーと自動燃焼管交換システム
・酸素ガス精製管および加熱式フローコントローラー
※1 分析範囲の下限値は装置ブランクの標準偏差の2倍です(2s)。分析範囲は試料の種類や分析パラメーターによって異なります。
※2 分析精度は装置ブランクの標準偏差です(1s)。分析精度は試料の種類や分析パラメーターによって異なります。
※3 標準的な分析条件における時間です。実際の時間は試料の種類や分析パラメーターによって異なります。
※4 通常設定運転時の平均排熱量です。

機種別パーツリスト

詳細についてはこちらからお問い合せください