「GCxGC-MSによるほうれん草中の農薬の定量分析」のアプリケーションノートです。

キーワード:ほうれん草、農薬、GCxGC、TOFMS、ノンターゲット、定量

食品のマトリクスは農薬の定量精度に悪影響を与えるため、サンプル抽出方法の大幅な改善が行われていますが、検出限界(LOD)がさまざまな規制機関によって低くなっているため複雑なマトリクスのクリーンアップは引き続き問題となっています。
本アプリケーションノートではPegasus® BT 4D GCxGC TOFMSを用いてほうれん草抽出液に農薬を添加しマトリクスマッチングにより検量線を作成しました。Pegasus BT4Dの優れた感度により検出に必要な限界を達成し、GC×GCによってマトリックス干渉を最小化して、ノンターゲットの農薬の同定と定量を同時に行うことが可能でした。
GCとGC×GCの定量曲線を比較すると、GC×GCでは全体的に直線性とLODが大幅に向上しました。また、GCではマトリクスと共溶出して検出できなかった農薬を検出することが可能でした。

13.PEGBT4D_PESTICIDES_SPINACH_203-821-560

詳細は、下記ファイルをダウンロードしてご覧下さい。

GCxGC-TOFMSによるほうれん草中の農薬の定量