におい・かおりを科学する 2019

⽇時 | 2019年7月17日(水) 13:00 受付開始 13:30〜17:35 セミナー 17:45 ラボツアー(装置実機のご⾒学と意⾒交換会) | ||
会場 | AP浜松町(東京都港区芝公園2-4-1 芝パークビルB館地下1F) ※ セミナー終了後、弊社ラボツアーを企画しております。 | ||
講師 |
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定員 | 45名(先着順)/ショウルーム見学20名(先着順))※定員になり次第、締め切らせて頂きます。 | ||
参加費 | 無料 |
⽇時 | 2019年7⽉12⽇(金) 13:00 受付開始 13:30〜17:35 セミナー |
会場 | AP大阪梅田東 (大阪府⼤阪市北区堂山町3-3 日本生命梅田ビル5F) |
講師 |
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定員 | 30名(先着順)※定員になり次第、締め切らせて頂きます。 |
参加費 | 無料 |
- 未活用資源「枝葉」を利用した空気質改善剤の開発国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所 関西支所 支所長 大平辰朗先生
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私たちの生活に欠かせない空気には、排気ガスなどから出る環境汚染物質(二酸化窒素等)などが微量ながら含まれている。それらの濃度は微量ではあるが、様々な疾病の要因になりうりうることがわかってきており、効果的な除去法の開発が急務となっている。私たちは、森林内の空気が周辺道路の空気に比べて浄化されていることに着目し、その要因の一つとして、樹木の精油成分に注目した。詳細な研究の結果、トドマツ(Abies sachalinensis)葉部に含まれる精油成分(香り成分)が二酸化窒素の浄化能力に優れていること及びその活性物質が数種のテルペン類を発見した。さらに、実用化を図るために精油成分の極めて効率的な抽出法を開発するとともに、精油成分の原料として未活用資源である枝葉が活用可能であることを見出し、これらを利用して革新的な空気質改善剤を企業と共同で開発し、製品化に成功した(写真1)。この事業は、これまで用途がなく見向きもされなかった枝葉が有望な収入源となっており(写真2)、新しい森林ビジネスとして注目されている。ここでは、未活用のトドマツ枝葉から生まれた画期的な空気質改善剤の概略について説明する。
写真1
写真2
- 匂いをつかったコミュニケーションを知る:化学分析と行動・心理神戸大学 理学研究科 生物学専攻 教授 尾崎まみこ先生
-
私達は、ふだん意識しないだけで、においの世界に囲まれている。多くの生物が、虫や植物でさえ、「におい」によって環境を知り、「におい」をつかって語りあっている、人間もそのような生き物たちの仲間です。語りあいのツールとして言葉や仕草を身につける以前の存在が発信する「におい」の力をさぐってみようと考えた。今日は、そのような「におい」の、巧みな採集、正確な分析、意外な効果について、研究の一端をご紹介します。
- 熱脱離チューブの充填剤の特⾧と選び方シグマアルドリッチジャパン合同会社 植田泰輔様
- 前処理の新たな選択肢SPME ArrowRestek 日本支社 海老原卓也様
- 未活用資源「枝葉」を利用した空気質改善剤の開発国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所 関西支所 支所長 大平辰朗先生
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私たちの生活に欠かせない空気には、排気ガスなどから出る環境汚染物質(二酸化窒素等)などが微量ながら含まれている。それらの濃度は微量ではあるが、様々な疾病の要因になりうりうることがわかってきており、効果的な除去法の開発が急務となっている。私たちは、森林内の空気が周辺道路の空気に比べて浄化されていることに着目し、その要因の一つとして、樹木の精油成分に注目した。詳細な研究の結果、トドマツ(Abies sachalinensis)葉部に含まれる精油成分(香り成分)が二酸化窒素の浄化能力に優れていること及びその活性物質が数種のテルペン類を発見した。さらに、実用化を図るために精油成分の極めて効率的な抽出法を開発するとともに、精油成分の原料として未活用資源である枝葉が活用可能であることを見出し、これらを利用して革新的な空気質改善剤を企業と共同で開発し、製品化に成功した(写真1)。この事業は、これまで用途がなく見向きもされなかった枝葉が有望な収入源となっており(写真2)、新しい森林ビジネスとして注目されている。ここでは、未活用のトドマツ枝葉から生まれた画期的な空気質改善剤の概略について説明する。
写真1
写真2
- 匂いをつかったコミュニケーションを知る:化学分析と行動・心理神戸大学 理学研究科 生物学専攻 教授 尾崎まみこ先生
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私達は、ふだん意識しないだけで、においの世界に囲まれている。多くの生物が、虫や植物でさえ、「におい」によって環境を知り、「におい」をつかって語りあっている、人間もそのような生き物たちの仲間です。語りあいのツールとして言葉や仕草を身につける以前の存在が発信する「におい」の力をさぐってみようと考えた。今日は、そのような「におい」の、巧みな採集、正確な分析、意外な効果について、研究の一端をご紹介します。
- 熱脱離チューブの充填剤の特⾧と選び方シグマアルドリッチジャパン合同会社 植田泰輔様
- 前処理の新たな選択肢SPME ArrowRestek 日本支社 海老原卓也様
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