「GCxGC-MSによるMOSHおよびMOAHの分析」のアプリケーションノートです。

キーワード:2,4,6-trichloroanisole (TCA)、ワイン、香り、SPME、GC-TOFMS、デコンボリューション

近年、EU全域で製造プロセスと容器包装からの鉱油による食品汚染が深刻な問題になっています。 鉱油には石油由来の化合物が多く含まれており、MOSH(mineral oil saturated hydrocarbons)は、直鎖および分岐アルカンと、ナフテンなどの環状化合物が含まれ、MOAH(mineral oil aromatic hydrocarbons)は、アルキル化芳香族化合物が含まれています。
汚染はいくつかの経路で発生する可能性がありますが、紙や再生紙に含まれているインクや段ボールが懸念事項となっています。欧州ではMOSH、MOAHについて毎日の摂取量とLOQに関する明確な基準は使用されておらず、食品安全に関するさまざまな意見が毎年発表されています。分析方法に関しては、オフライン法(SPE、LC分取、GC)とオンラインハートカットLC-GC-FIDの2つの選択肢が提案されています。
本研究では、LC-GCインターフェースからの抽出物を、PEGASUS® BT 4D GC×GC-TOFMSで分析しました。その結果、MOSH / MOAH分析におけるLECOのPegasus BT 4D GC×GC-TOFMSおよびChromaTOFソフトウェアの利点が示されました。2つの異なる極性をもつカラムの組み合わせにより、化合物グループ間の効果的な分離が可能になり、ChromaTOFソフトウェアのClassification機能でクロマトグラム領域を定義することにより、各化合物グループを明確に特定することが可能でした。

mosh-moah

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GCxGC-TOFMSによるMOSHおよびMOAHの分析