「GCxGC-MSによるタバコの煙成分の分析」のアプリケーションノートです。

キーワード:GCxGC-TOFMS、タバコ、定量

タバコは熱分解により有害なガスが発生します。National Toxicology Programの推定によると、有毒または発がん性であることがわかっている250を超える化合物が含まれているため、タバコの煙に含まれる化合物を分析および特性評価することが非常に重要になっています。
本アプリケーションノートでは、GCxGC-TOFMSを使用してタバコの煙抽出物の分析を行いました。個々の成分は、GCxGCにより複雑なタバコの煙マトリックスから効率的に分離することができました。また、フルスぺクトル取得により、スペクトルマッチングを通じてターゲット化合物を確実に確認することができました。さらに、ChromaTOFソフトウェアのキャリブレーション機能を使用して、ターゲット化合物群の代表的な化合物の定量も可能でした。
このアプローチでは、サンプルのクリーンアップと複数の分析方法の必要性を最小限に抑えながら、複数の化合物群にわたるタバコの煙抽出物を包括的に分析することが可能です。

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GCxGC-TOFMSによるタバコの煙成分の分析