「GC-TOFMSによるディーゼル燃料中のAccutrace S10の分析」のアプリケーションノートです。

キーワード:石油、ディーゼル、GC-TOFMS

農場の燃料は政府の助成を受けているため、一般消費者の燃料と区別する目的で染料が加えられていますが、燃料を洗浄して染料を除き転売されることがあります。Accutrace S10は燃料を希釈して違法に転売することを防ぐために英国で開発された新しいマーカーであり、取り除くことが困難で低濃度でも検出されます。
本アプリケーションノートではAccutrace S10をスパイクしたサンプルをPegasus® BT GC-TOFMSで測定しました。
標準品を用いてAccutrace S10を同定し、Target Analyte Finding機能で定量した結果、10ppbでS/N 10以上が得られました。高感度で幅広いダイナミックレンジでの測定が可能なPegasus BTは、追加のサンプル前処理なしで15分以内に測定可能であり、10ppb~2500ppbの範囲で定量可能でした。

GCxGC-TOFMS_FAME_Rev.1

詳細は、下記ファイルをダウンロードしてご覧下さい。

GC-TOFMSによるディーゼル燃料中のAccutrace S10の分析