グロー放電発光分光分析装置 GDS850A型
発光分光分析
グロー放電発光分光分析装置
GDS850A
バルク分析とQDP分析が可能な最新鋭のグロー放電発光分光分析装置
GDS850Aは、導電性材料から絶縁材料まで、多種多様な試料のバルク分析だけではなく、深さ方向(ディプス プロファイル)の定性・定量解析も実現した最新鋭のグロー放電発光分光分析装置です。独自に開発したグロー放電技術により、サンプルにかかるアルゴン圧力・電流・電圧を正確に制御することで、均一なスパッタリングが可能に。スペクトル干渉が少なく、シンプルな直線校正となっています。従来のアーク放電に比べてキャリブレーションスタンダードが少なく、安定した精度を得ることができます。
特長と利点
主な特徴
・直流グローと高周波グロー(オプション)を使い分けることにより、導電性材料から絶縁材料まで高精度の解析可能
・自動クリーニング機構を装備
・検量線は広範囲にわたって直線性を保有
・アルゴンガスの消費量を低減(0.5 L/分~0.8 L/分)
・肉厚の薄い試料や小片の試料でもサンプルホルダーを使うことにより容易に分析可能
・各種のソフトウェアをオプションで用意
・チャンネル数は最大58ch
・自動クリーニング機構を装備
・検量線は広範囲にわたって直線性を保有
・アルゴンガスの消費量を低減(0.5 L/分~0.8 L/分)
・肉厚の薄い試料や小片の試料でもサンプルホルダーを使うことにより容易に分析可能
・各種のソフトウェアをオプションで用意
・チャンネル数は最大58ch
詳細仕様
光学部 | 焦点距離:0.75 m/f/10(パッシェン・ルンゲ型真空分光器) |
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回折格子 | 2400本/mm / 凹面回折格子(オプション:3600本/mm / 1800本/mm) |
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波長領域 | 120 nm~600 nm(オプション:800 nm) |
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分解能 | < 0.025 nm |
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最大チャンネル数 | 58チャンネル(すべてバックグラウンド補正とマルチスキャン機能有) 高周波グローをオプションで装備した場合は56チャンネル |
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発光源 | 4 mm径直流グロー放電源(オプション:2 mm径 / 7 mm径) 2 mm径 / 4 mm径高周波グロー放電源もオプションで利用可 |
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真空部 | デュアルステージ直接駆動式真空ポンプ (不活性ガスが充填された分光器チャンバーへのポンプオイルの逆流を防止) GDL排出用の同形式の第二ポンプを設置 |
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試料冷却 | 自動水冷式パック(薄板や温度に敏感な試料分析に対応) |
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温度安定性 | ±0.1℃の誤差で分光器チャンバーを自動温度調節 |
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使用ガス | アルゴンガス:99.998%、0.28 MPa、±10% アルゴンガスまたは窒素ガス:0.28 MPa、±10%(水分・油分を含まないこと) ※駆動用ガス |
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設置条件 | 温度:10℃~30℃ 相対湿度:20%~80%(結露なし) |
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寸法・重量 | 幅:140 cm x 奥行:87 cm x 高さ:130 cm / 621 kg |
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電源容量 | 単相200 V~(±10%:最大出力、230 Vに昇圧して使用)、50/60 Hz、15 A、10,300 BTU/hr |
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利用可能モデル | GDS850Aは以下のモデルで構成可能です。 ・シングル / デュアル分光器型 ・高周波グロー放電型(非伝導性試料用) ※オプション ・バルク分析専用型 ・バルク分析 / QDP併用型 ・高性能真空ターボポンプ搭載 |
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機種別パーツリスト
203-104-039
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