Pegasus® BTX GC & GCxGC-TOFMS
質量分析装置に次世代のBig Thingが登場
Pegasus® BTX GC & GCxGC-TOFMS
BTX は、GC および GCxGC アプリケーションのために究極の TOF 質量分析装置を開発するべく費やしてきたおよそ 30 年の集大成です。
どんな時も、ぜんぶお見通し
ターゲット分析の実行中でも全質量範囲でデータを収集。新たな手がかりを逃しません。
余裕の高感度
ヘリウムまたは水素キャリアガスで、微量濃度もしっかり検出。どんな成分も見つけ出します。
先進のデコンボリューションアルゴリズム
どんなに高濃度のマトリクスでも、クリーンなスペクトルで成分同定は今まで以上に簡単です。
ソースクリーニングはもう不要
StayClean®イオンソースを使用すれば、汚れたマトリクスの分析後でもクリーニングの必要はありません。
新たな TOF テクノロジーが登場
BTX は、LECO 社製ベンチトップ (BT) 型 GC-TOFMS シリーズの最新世代装置です。過去 8 年間、Pegasus BT シリーズはノンバイアス分析やノンターゲット分析を駆使して困難なマトリクスに挑むラボにおいて、その信頼性を実証してきました。石油、ライフサイエンス、環境、製剤、食品安全など、さまざまな業界の研究者が、Pegasus BT という革新的な装置によってサンプル中の複雑な化学的性質への洞察を深めています。
Pegasus BTX では、前モデルから継承した革新的な StayClean®イオンソース、驚異的な高速フルスペクトル取得速度、5 桁におよぶダイナミックレンジといった機能を保持しており、これらすべてが ChromaTOF® ソフトウェアによってシームレスに制御されています。斬新なイオン経路と検出器設計により、極小のフットプリントでフェムトグラムレベルの感度を実現しました。今までは高度なターゲット GC-MS システムでさえ検出が難しかった成分を、豊富なマススペクトルで同定できます。技術革新を遂げても、LECO が装置品質や堅牢性への妥協を許すことはありません。新しい BTX システムすべてに 2 年間の検出器保証を付帯し、イオン経路完全性への LECO の取り組みの証としているのはそのためです。
Pegasus BTX の仕様
イオン化源 | 電子イオン化 (StayClean® 直接抽出オープンスタイル) |
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検出器 | 長寿命シンチレータ – 光電子増倍管 |
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質量分析装置 | 飛行時間型質量分析装置 (デュアルステージシングルリフレクトロン搭載) |
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質量範囲 | m/z10 – 1500 |
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質量分解能(Mass Resolution) | m/z 219 で >1,100 |
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取得速度 | 1-500 スペクトル/秒 – 最大 35,000 トランジェント/秒 |
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検出限界 | 10fg OFNでS/N > 10 |
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GC キャリアガス | ヘリウム、水素 |
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IDL | < 4fg(10fg OFN 8 回繰り返し注入) |
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相対標準偏差値 | < 5% RSD(100fg OFN 15 回繰り返し注入) |
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リニアダイナミックレンジ | 5 桁 |
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オミクス分野の研究をしていると、高感度かつ堅牢で、ノンターゲット分析が可能な装置データの必要性を痛感します。率直に言って、この新しいPegasus BTX はまさしくその必要を満たす装置です。食品マトリクスと生物学的マトリクスをこの装置で試してみましたが、システムの感度が非常に高く、GCxGC 分離の付加価値すべてを提供してくれることがよくわかりました。私が扱うサンプルにとっては完璧な装置です。
— Pierre-Hugues Stefanuto 博士、主任研究員兼専任講師
リエージュ大学有機生物分析化学グループ
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