「GC-TOFMSによるミシガンブルーベリー中のPhosmet分析:ピークテーブルからの逆サーチ」のアプリケーションノートです。

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飛行時間型質量分析計(TOFMS)のスペクトル再現性と高速取込速度(最高500 ペクトル/秒)により、自動ピーク検出機能とスペクトルデコンボリューション機能の構築が可能となりました。これらは、LECO Pegasus GC-TOFMS のデータ処理パッケージ“ChromaTOF邃「”独自の機能です。ピーク検出とデコンボリューションの結果は、ピークテーブルに表示されます。

果実・野菜の抽出物など、複雑な混合物分析の場合、ピーク検索のS/N パラメータに従い、数百~数千の物質がピークテーブルに表示されます。大きなピークテーブルから農薬を見つける作業は何通りかあります。簡単な方法は実際の農薬の標準試料を分析し、保持時間とマススペクトルを得ることです。しかし残念なことに、市場には何千もの農薬が出回っており、標準試料の入手が不可能である場合が多いものです。第二の選択肢は、ピークテーブル全体をスクロールしながら対象の農薬を探していきます。これは、しかしNIST ライブラリが最初のヒットとしてIUPAC の名前を出すので、分析を行う人間が農薬のIUPAC 名を知っておかなければなりません。第三の選択肢では、対象農薬のマススペクトルがあると仮定した上で、対象農薬のイオンクロマトグラムのみをプロットします。複雑なクロマトグラムでは、対象農薬を見つけるのに膨大な時間を要します。この方法が上手く行くのは、スペクトルデータが広い質量範囲にわたって得られている場合のみであり、選択イオンレコーディングが使用されている場合は使用できません。

より良い方法として、ChromaTOF でピークテーブルの逆サーチを行う方法があります。この機能は、NIST ライブラリまたはマススペクトルを含む他のファイルから、探すべき農薬のマススペクトルを指定し、定性解析を行なったピークテーブルの中から該当する農薬を探し出します。このアプリケーションノートではミシガンブルーベリー中の有機塩素剤”Phosmet”の逆サーチについて説明します。

詳細は、下記ファイルをダウンロードしてご覧下さい。

GC-TOFMSによるミシガンブルーベリー中のPhosmet分析:ピークテーブルからの逆サーチ