「DMI/GC-TOFMSによる食品中のRed Listである有機リン系農薬の分析」のアプリケーションノートです。

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食品中の対象化合物の分析は非常に困難で、マトリックスが脂肪を含有する場合は更に難しくなります。試料抽出および洗浄の過程で、対象検体が失われたり、マトリックスが高濃度で抽出物に残留したりすることで、GC-MS での分析が困難になります。ここでは、Difficult Matrix Introduction(DMI)/GC-TOFMS による3 試料中のRed List にある4 種類の有機リン系農薬を分析して得たクロマトグラムを紹介しています。DMI により、試料を直にまたは洗浄を行っていない抽出物から対象化合物を分離できます。温度を制御して、不揮発性物質をマイクロバイアルに留めながら対象化合物を完全にカラムへと移行させます。半揮発性マトリックス化合物も移行しますが、TOFMS は例えクロマトグラフ分解能が相当に低くても、同時に溶出するマトリックス由来の夾雑物から対象検体を分解するためのスペクトルデコンボリューションが可能です。高速データ取込速度により試料の分析時間を短縮しています。そのため高流量およびオーブン温度の高速昇温が可能です。ChromaTOFRソフトウェアを使うことで更に自動ピーク検出、スペクトルデコンボリューション、およびライブラリサーチなどのデータ処理時間を短縮することができます。

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DMI/GC-TOFMSによる食品中のRed Listである有機リン系農薬の分析